【日記】2021年11月25日(木)

 今朝はある大学での定例ゼミナールの日。私はオブザーバーとして参加させてもらっている。自分の守備範囲をあまりに越えていたので質問ができなかったが、人の報告を聞いていて何のコメントもしないのはその場にいないのと同じだ。この領域(文学理論)については時間を作って勉強せねばならない。

 午後は研究所に出勤。一昨日、須賀川から送った段ボールを受け取らねばならない。早速、本をずっしり詰めた箱が着払い(およそ9000円也)で届くが、財布のなかには3000円しかない。これはやってしまったなぁ。その場の事務の方が機転を利かせ、料金を立て替えてくれたおかげで、私は「食い逃げ」ならぬ「受け逃げ」の責を負わずに済んだ…(事務員さん、どうもありがとうございます!)。

 さて、ひとまず地下の院生研究室にこの立方体の鈍器を運び込むのだが、一つ足りない。箱には「其の一」から「其の五」まで番号をつけていたのだが、「其の四」がまだ来ていないようだった。仕方がないので昼飯を食べ、すぐに近場のスーパーでお金をおろして事務の方にお金を返すこと30分、その間に残りの一箱が届いたようだ。

 早速、戦利品を開封してこれと戯れたいところであったが、今の私は提出書類やその他諸々の締切の連合軍によって四面楚歌の状態にある。科研費予算を執行すべく、書類を作っているうちに(最近はほぼそのためだけに研究所に来ているといってもよいが…)、赤い夕日が落ちてきて、18時過ぎに帰宅。すぐに週1回のフランス語会話勉強会に出席(付け焼き刃の予習がたたってあまり話せず…)。2時間仮眠してから風呂に入ると日も変わりつつあったが、書き物が終わっていないので栄養ドリンクと唐揚げを食べてから、果てしのないデスゲームへと踏み切る。